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2011年03月29日

新しく、つなぐ光を知ってくださった皆様へ

●新しく、つなぐ光を知ってくださった皆様へ

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東北関東大震災被災者支援プロジェクトのつなぐ光は、沖縄で被災者さんの受け皿となる役をしています。

特に原発100キロ圏内で被災している妊婦さんや子育て中の家族と、受け入れ先とをつなぐことを第一の目的としています。

昨日は、我々が関わった原発31キロ地点の妊婦さんは、「30キロ以内の被災者を受け入れる」という沖縄県行政の規定外でしたので、被災者用住宅に入る資格がありませんでした。

また、35キロ地点の海辺の方は、同様でしたので、いま、当座に入れるホームステイを我々が調整しています。

よく考えれば30キロ圏内の被災者さんは、もう既に100キロ以上遠い市町村に避難しています。

その30キロから100キロの間のドーナツ状の70キロの区域に、取り残された人がいます。

ですから、仲井眞県知事がおっしゃった被災者を支援するという主旨で基準を出すなら、助けるべき範囲は「100キロ」圏内の方たちです。

そして、100キロ以上は、アメリカ軍が、「トモダチ作戦」として待機しています。
(アメリカの放射能基準では、軍隊であっても、100キロ以内に入れません)

残念ですが、行政の担当者は規定にそって一生懸命に仕事しているわけです。

よって、世論に協力していただいて、行政そのものに動いていただけるように、情報提供も同時におこなってゆこうと思っています。

他には、現地では、避難しようにも避難できない「しがらみ」や、避難しようとして引き戻された方の情報も入ってきました。

「どうして、逃げるんだ!」と言われたり、或いは、友達や親族が亡くなったので、「生き残った私達は、この土地を守り復興させることが使命だ」という論調があります。

その中で、子どもの健康などの不安や恐怖を感じる母親は、避難を決意しつつあります。

その決意は、相当の「勇気」と、その後の「逃げた」という「強い罪悪感」を背負っての退避となっています。

先日、我々が関わっている被災者さんからはこんなことをお願いされました。

「義援金や毛布を被災地に送らないで下さい!」

理由を尋ねると、これから多くの被災者が沖縄に避難してくるので、いま送ろうとしている義援金や毛布が手元にあるなら、それはしばらくとっておいて、これから被災地のみんなが避難してきたときに、毛布をかけて温かいソバを食べさせてあげてくださいということだそうです。

つまり、被災地への支援は本土の46都道府県に任せて、むしろ、日本一安全な受け皿となれる沖縄県の我々ができることは、義援金や物資を、寒い地域に送ることではなく、「その寒い地域から温かいこっちに避難しておいでよ!」という言葉が現地に届くように声をかけることです。

それが無ければ、受け皿はあっても、誰も避難してこれないことも分かってきました。

神戸の阪神大震災の際にも、人道的な支援グループが山ほど立ち上がりました。

その行為は世界で一番美しいものだと思います。

しかし、以前の阪神大震災と、今回の東北関東大震災には大きな違いがあります。

それは放射性物質がなかったことと、あることの違いです。

今朝(3/29)は、とうとう原発3号機の燃料(プルトニウム)が土壌検出されました。

それでも、政府からは、「ただちに健康を害するものではありません」というコメントが出されています。

僕は、真実が何なのかを追求したいわけではありません。

皆さんが感じることが皆さんの真実です。

できれば、いまいまは、あなたが間違っていると感じてる相手を責める事に力を使うのではなく、あなたが正しいと感じることに力を貸してください。

もし、沖縄に原発があったとして、1771年に発生した1万人以上が亡くなった明和の大津波がいま来たとしたら、今回の震災名は「沖縄大震災」でした。

場所が変わるだけで立場が変わります。

つまりは、地震断層の上にあるこの「日本という国」のどこにいてもお互い様です。

被災者さんに対して、腫れ物に触るような同情で接する時ではなく、真っ直ぐに目をみつめてお互い様で接していただくなら、被災者さんにとっていまどんな支援が必要なのかを感じていただけると思います。

いまはそれぞれの人生のなかでありえない経験をしています。

よく電話をうけていて聞く言葉があります。

「私は何もできないけど何かしたいです」

それぞれができる事は小さいかも知れません。

でも、あなたができるその一役をつないでください。

もし、あなたが床屋さんなら、避難してきた坊やの頭をかってあげてください。

もし、あなたが手芸が得意なら、避難してきた女の子と一緒に編み物をしてあげてください。

もし、あなたが料理が好きなら、ケガをしたお母さんに代わって食事をつくってあげてください。

もし、あなたが車を持っているなら、土地勘のないお父さんに代わって運転してあげてください。

そして、みんなの一役を大きな力にかえて、いま寒さで震えている東北の人たちに、本当に必要なゆいまーるの支援をしてゆきませんか。

どうぞ、よろしくお願いいたします。

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ご縁をありがとうございます。
全てに感謝
∞∞∞∞∞∞∞∞
「つなぐ光」東北関東大震災被災者支援プロジェクト
http://tsunaguhikari.jp/
http://mothership2012.ti-da.net/
事務局 中川角司
098-966-1103
tsunagu@tsunaguhikari.jp


福島原発から100キロ圏内に避難されている方たちの中で、
そして、放射能汚染が不安や恐怖になっている方たちの中で、
一刻も早く、まず「妊婦、子ども連れの家族、学童疎開」を
を受け入れたいと思っています

ゆったりと構えた「移住支援」の機能は持っていませんが、
被災地から沖縄までの緊急避難(レスキュー)を支援します。

まずは1、2週間程度のホームステイができます。
場合により、1ヶ月~数ヶ月程度の避難生活が可能です。
それらの間に、その先、本土に戻るか、沖縄に移住するか、
揺れない大地でリラックスしてゆっくりとお考えください。



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Posted by 一般社団法人「つなぐ光」 at 09:13│Comments(7)「つなぐ光」とは
この記事へのコメント
かくちゃん、うん。その通りだ!
今、できることがある。
ぴーちゃんは今は絵を完成させることだね(*≧∀≦*)

オーラ・ソーマで心の状態を見てサポートもできるよ!
たくさんあるね!
Posted by ぴーちゃん at 2011年03月29日 12:29
ぴーちゃんさん

コメントありがとうございます。

はい、できること、いーっぱいあると思います。

僕は肩をもむのが上手ですよ!

ありがとうございます。
Posted by マザーシップマザーシップ at 2011年03月29日 12:47
はじめましてm(__)m

私は持病があり、気分の浮き沈みがあるため、支援物資などの提供しか出来ませんが、出来る限りの事をしていきたいと思っています。

よろしくお願いします。
Posted by あーりぃ at 2011年03月30日 08:38
あーりぃさま、ご支援ありがとうございます。

こちらもはりきってまいります。

今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
Posted by マザーシップマザーシップ at 2011年03月30日 13:53
福富美代子さま

コメントとご支援をありがとうございます!

ご住所が掲載されてましたので、コメントは見えないようにしましたが、我々もできることをしてゆく所存です。

がんばってゆきますね!

ありがとうございます。
  
Posted by マザーシップマザーシップ at 2011年03月30日 13:57
 石巻在住です。運よく津波の被害から逃れました。
しかし、1年生の息子への放射能の影響が心配で、
あの日から夜も眠れず疲れ果てています。
 
 小学校には避難者がおりますが、なんとか授業は受けられる
環境です。

 問題の避難ですが、周囲の人の冷静?な雰囲気と、主人との意見
の食い違いがあり、なかなか避難できません。私は息子を連れて
一刻も早く避難したいです。このままだと、ストレスで自分の身も持ちません。

 もし主人を説得できたら、そのときはよろしくお願いします。
Posted by moko at 2011年05月09日 05:03
mokoさま、コメントありがとうございます。

お子様への影響が心配とのこと、心中お察しいたします。

本当に避難ができればと思っています。

そして、ご主人さまとの話し合いのもとに進むと良いなと心底願っております。

次の連絡は、つなぐ光の問合せメールでご連絡くだされば、公開されずに届きます。
https://tsunaguhikari.jp/contact-by-mail

お待ちしております。

ありがとうございます。

中川
Posted by つなぐ光(事務局中川) at 2011年05月09日 08:04
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