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2011年05月19日

●「公的支援外の被災者援助」とは?

 
●「公的支援外の被災者援助」とは?

みなさんは「民間被災者支援」という言葉をご存じですか?

それは、「公的支援外の被災者援助」ということです。

つなぐ光も「民間被災者支援」の団体です。

「え? 被災者さんは沖縄県が支援しているんじゃないの?」

よく聞かれる質問です。

本日の沖縄タイムスさんのホームページにも素晴らしいニュースが出ています。

  ●県、被災者に民間住宅提供
  http://www.okinawatimes.co.jp/article/2011-05-19_17990/

沖縄県が東北3県以外の被災者に対しても民間住宅の提供をしてくれるようになったわけです。

今回のニュースは、「県の被災者認定の方」には本当によかったと思います。

なお、記事をよく見ますと、対象は「下記に居住する人」とあります。

  ====

  ●災害救助法が適用された県:
      宮城、岩手、福島、青森、茨城、栃木、千葉の7県の被災者。
      (住宅が半壊、全壊した人で、り災証明書の提示が条件)

  ●原子力災害による避難区域:
      福島第1原子力発電所から20キロ圏内

  ●計画的避難区域:
      福島県葛尾村、浪江町、飯舘村、川俣町の一部、南相馬市の一部

  ●緊急時避難準備区域:
      福島県広野町、楢葉町、川内村、田村市の一部、南相馬市の一部
      (災証明書の提示が条件)

      ※「計画的避難区域」と「緊急時避難準備区域」の設定について
      http://www.kantei.go.jp/saigai/20110411keikakuhinan.html

  ====

ということで、今回の支援策は「被災証明・り災証明の提出」が必要ということです。

よって、今回の支援策は「つなぐ光」に避難されている方は対象ではありません。

ですので、「つなぐ光」に住める5週間が過ぎた方は、自力で、或いは、民間団体の連携によって、住居を探さないと家がありません。

  ん? ん? ん?

なぜ「つなぐ光」で受け入れている被災者さんは、県の公的支援の対象者ではないのか?

それは上記の災害地区にお住まいの方からのレスキューであれば、「つなぐ光」に問合せがあっても、最初から「県の支援プログラムに救助を求めてください」とお勧めしているからです。

ですので、「つなぐ光」の被災者さんは、全員、災害地区から1km以上外の方で、県の「被災者認定」を受けられなかった方たちだからです。

また、県の被災者支援担当者さんからも、「県で受け入れられない避難者がいるので、つなぐ光さんで受け入れれらますか?」という電話がちょこちょこあります。

もちろん受け入れますが、この被災者さんたちは、つなぐ光の5週間プログラムのあとは、何も保障がありません。

まずはこの、「公的支援」と「民間支援」という2つがある現状を知ってほしいと願っています。

しかし、災害地区の方と、そこから1km外側の方は、被災レベルでは、どちらも同じで、どちらも困っていることはご理解いただけると思います。

ですが、この区分があることで、県の支援と民間の支援との「支援格差」がどんどん広がり続けている現状も知ってほしいことです。

被災地から沖縄に避難されていている方の中で、県(公的)が支援する被災者は「20%」です。

よって、「80%」の中で、困っている方を、それ以外(民間)が支援しています。

やがては改善されると信じて活動をしていますが、改善がなされるまでの間は、出来る人が出来ることで支援するしかありません。

そんな中、うるま市にひとつの「民間被災者支援」を始めた団体があります。

  ●公的支援外の避難者援助 石川中同期生「エスロク会」
  http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-177162-storytopic-5.html

エスロク会さんからは、オリジナル支援Tシャツを販売したお金を、「つなぐ光」の5週間を終わって自立してゆく家族に寄付をしたいと言ってくれてます。

泣けます。

本当に感謝感激です。

まだ26歳の方々がこんな凄い活動をされているということ。

琉球という国の懐はどこまで深いのだろうと感嘆します。

ありがとうございます。



同じカテゴリー(「つなぐ光」とは)の記事

Posted by 一般社団法人「つなぐ光」 at 12:59│Comments(20)「つなぐ光」とは
この記事へのコメント
チャリティーバザー等で洋服や食器・家具・家電等がたくさん並んでいる光景を見て、

「これ直接もらえたらずいぶん助かるのになあ。」と思うことが正直あります。。。

そうとも言えず、なけなしのお金できちんと買わせていただいていますが!

目の前の我々を助けて下さっているみなさんには本当に頭が下がります。

ありがとうございます。
Posted by 避難家族です at 2011年05月19日 15:33
『しかし、災害地区の方と、そこから1km外側の方は、被災レベルでは、どちらも同じで、どちらも困っていることはご理解いただけると思います。』
 
その通りだと思います。国や県の支援対象から外れた人でも同じくらい困っている人はいます。

つなぐ光は原発から100キロ以内を支援対象としており、場合によっては100キロを越える住まいの方も支援しています。

つなぐ光が本当に困っている人を選別する基準とは何でしょうか?

『お金の面も含めて電話でかなり突っ込んだことを聞いています』
と以前ブログで書いてありました。

つなぐ光を通じて実際に我が家にホームステイで来た人は、原発から100キロを越え、家が流されたわけでもなく、地元に残っている父親は仕事を続け収入もあります。祖父母共に健在です。
その事実を知ったのはホームステイがスタートした後でした。

一度受け入れた責任もあるので、
その親子を1ヵ月間、食費も光熱費も宿泊費も完全無料で家に泊めました。

関東から沖縄に自主避難されている方達は勿論自分で滞在費用を賄っています。自分が受け入れた親子と自主避難者の違いとは何ですか?

以前のブログからの引用です。
『ご寄付を1円でも無駄に使うことは許されませんし、ご寄付をくださった方も、「本当に困っているご家庭」に温かい沖縄そばをご提供できることを願っておられるでしょう。
自前でなんとかここまでこぎつけたペンションには、「本当に困っているご家庭」に入っていただきたいのです。
ですので、厳しい線引きで申し訳ないですが、経済に余裕があって自力避難が可能な方には、なるべくそのように御願いをしております。』

この厳しい線引きとは何でしょう?
本人の話では『お金はありますか?』と電話で聞かれ、
『あまりありません』と答えたそうです。その程度のやりとりです。

寄付金を本当に大事に使いたいのであれば、もう少し支援対象者
の選別は必要ではないでしょうか?

このあたりが明確でないと、私はこれ以上つなぐ光に協力しようという気持ちになれません。
Posted by 匿名希望 at 2011年05月19日 23:29
匿名希望さん

当方家族一同も、つなぐ光さんの支援により、4月初旬から現在に至るまで避難生活を続けております。

匿名希望さんのおっしゃる内容について、身に染みます。

一方で、匿名希望さんのご指摘する内容こそ、我々避難者が恐れていることです。

「実は大して困ってもいないくせに。」

もし、一時避難に為にお部屋をして頂いているご家庭、そして更には沖縄県内にて様々なご支援を頂いている皆さんからそう言われてしまえば、私どもとして返せる言葉はありません。

つなぐ光さんのブログの通り、私どもはこの度、原発事故に関する避難指定地域から来ているのではありません。

また、住居についても「全壊・半壊」の被害を受けたとの認定を受けた世帯ではありません。

(参考までに、私の家は「一部損壊」との認定を受けましたが、元通り直す為の修理費用は500万円を超えてしまいます。到底払えません。)

津波で家を流されてしまったご家族に比べれば、直せば住める家が残っている我々は、ずっとずっと恵まれていると思います。

もし、より困窮度の高いご家庭が支援を必要としているのであれば、提供して頂いているお部屋を速やかに譲り渡さなければはならないことを、重々覚悟した上で、日々を過ごしています。

一方で、私どもは、上記のような公的に困窮度の高いとされるご家庭と違い、
現状、沖縄県及び県内行政機関の支援は一切受けられない立場です。

私どもが実際に行政ににどれだけ頼み込んだところで、

「申し訳ありませんが、支援対象外です。」

と断られます。

その回答によって私どもは、一律に、必ず一度は絶望しています。

そんな、藁をも掴む心境の私どもの希望を、文字通り「つないで」下さっているのがつなぐ光さんであり、そして何より感謝しているのは、本当の善意から私どもを受け入れて頂いているご家庭に対してです。

このような状況を改めてお知りになった上で、我々を支援すべき対象でない、とご判断されるのであれば、私どもはご支援頂いているご家族の元から出て行く他ありません。

出ていった上で、「自主避難」の生活=自己責任、自己負担による生活を送れるかどうか、つまりは沖縄に留まれるか否かの判断を迫られます。

覚悟をもって避難した私どもは、できることならば沖縄に留まりたいのです。

しかしながら、一部の裕福なご家庭を除いては、元通り壊れた家で、あるいは放射性物質を恐れて、子供を屋外で遊ばせず、食料も水も限られた物から選別し入手する生活に戻る他はありません。

これが我々避難者の現状です。
Posted by 避難家族です at 2011年05月20日 00:48
避難者家族さん、あなたは被災者です。行政が支援できない部分を民間が支援すべきだと思いますよ。我が家にもあたたかく受け入れたいと思いますよ。

匿名希望さんも、あなたのような方ならば、支援を続ける考えでしょう。

匿名希望さんのお宅にこられた避難者さんは、あなたとは違いますよね?『我々避難者の現状です』と書かれていますが、我々ではなく、あなたです。
避難者さんの状況は一人一人違います。

自主避難者さんについて、震災の影響で本当に金銭的に困っているのか、ここをクリアにしなければ、本当に困窮されている方々を救えなくなります。

大切な善意です。『避難者家族です』さんのように本当に困った方々に使ってほしいのです。

匿名希望さんは、そこをおっしゃっているのだと思います。

受け入れの基準が『お金はありますか?』『あまりありません。』ではあまりに曖昧です。世帯主の収入が途絶えたのか、自宅が住めない状況なのか、せめて口頭でも確認するべきです。
Posted by 被災者を支援したい県民 at 2011年05月20日 01:09
避難者家族さん、あなたは被災者です。行政が支援できない部分を民間が支援すべきだと思いますよ。我が家にもあたたかく受け入れたいと思いますよ。

匿名希望さんも、あなたのような方ならば、支援を続ける考えでしょう。

匿名希望さんのお宅にこられた避難者さんは、あなたとは違いますよね?『我々避難者の現状です』と書かれていますが、我々ではなく、あなたです。
避難者さんの状況は一人一人違います。

自主避難者さんについて、震災の影響で本当に金銭的に困っているのか、ここをクリアにしなければ、本当に困窮されている方々を救えなくなります。

大切な善意です。『避難者家族です』さんのように本当に困った方々に使ってほしいのです。

匿名希望さんは、そこをおっしゃっているのだと思います。

受け入れの基準が『お金はありますか?』『あまりありません。』ではあまりに曖昧です。世帯主の収入が途絶えたのか、自宅が住めない状況なのか、せめて口頭でも確認するべきです。
Posted by 被災者を支援したい県民 at 2011年05月20日 01:10
ゆいまーるの杜のブログにも、下記のようにあります。

『私たちが支援の対象としているのは、【地震や津波で多くを失い、日常生活を営むことができず、避難所やホームステイ先で暮らしている方々、また放射能汚染による恐怖と不安から避難を希望する方々福島原発100km圏内の方々】です。
そこから、【今は緊急的に、妊婦さん・母子・子育て家族を受け入れる】活動をしています。
ですから、給料があり、ご主人の仕事があり給料が発生している状態であれば、ゆいまーるの杜では支援の対象ではないです 』とあります。
匿名希望さんは、この矛盾を言われているのだと思います。
Posted by うちなーんちゅ at 2011年05月20日 01:17
被災者を支援したい県民さん

おっしゃる通りです。申し訳ありません。

末尾において、「これが私ども避難者の現状です。」ではなく
「これが避難者である私どもとしての一例です」とすべきでした。

皆様のご支援については、本当に、本当に感謝しています。
Posted by 避難家族です at 2011年05月20日 01:32
最初にコメントをした匿名希望です。

国や県の支援対象外の方を民間でサポートすることは大事です。
その意味でつなぐ光の重要性は十分認識しています。

最初のコメントで自主避難者を避難するような意図は一切ありません。
私も支援は続けていきます。

ただ不特定多数の方から寄付金をもらって運営している組織である以上
つなぐ光はもう少し支援対象者の優先順位と選別方法を考えるべきと思いました。
Posted by 匿名希望 at 2011年05月20日 07:44
こんばんは。
匿名希望さんが被災者の受け入れをされたのは素晴らしいことだと思います。
ただ、今回のような意見は、ネット上で公開するのではなく、匿名希望さんが直接(それこそ匿名希望ででも)つなぐ光さんに届けるべきだったのではないかと思います。


気になったのでコメントさせて頂きました。
横から失礼しました。
m(_ _)m
Posted by レフヒヨ at 2011年05月21日 00:35
皆さま、多くのコメントをありがとうございました。

つきましては、今回のことを、さらに一段高く信頼していただける団体になる為の糧とさせていただきます。

その観点におきまして、「匿名希望さま」には感謝しかないと実感しております。

なお、「匿名希望さま」とは、電話で直接にご説明させていただき、その結果、「これからもつなぐ光に協力します」という表現を頂戴しました。

全ての出来事に感謝いたします。

さらに精進いたします。

ありがとうございます。

つなぐ光、事務局 中川角司
090-6146-5054
Posted by つなぐ光 at 2011年05月21日 09:41
代表の中川さんとも話をしました。自分が経験したのは非常にレアケースであったこと、つなぐ光がまだ立ち上げ初期の頃で、受け入れに対して明確なスキームが定まっていなかったこと、現在は改善されていることを確認しました。
自分がネット上で課題を提示したのは、皆に支持される組織とは、きれいごとを並べるだけでなく、不完全さを認め、その不完全さを克服していく過程をも皆で共有していくべきと考えたからです。
そして中川さんは自分の問いかけに対し誠実に対応してくださいました。
私はこれからもつなぐ光を支持していきます。
Posted by 匿名希望 at 2011年05月22日 00:13
コメントを読ませていただきました
誤解があったのかなあ、お話しされたんですね、よかった。
わたしは自分の生活も大変で、なかなか募金や支援できず、匿名希望さんみたいに生活まではとてもみてあげられないんです、だから、ホームステイを受入れされる方、尊敬してます。わたしなど、本当に少しだけしかできなくて、申し訳ないです。
それでも、普通に空気を吸って、御飯を食べられる事ができる沖縄で暮らせる事は幸せなんだと感じています。普通の生活もできずおびえて生きなければならない方の事を思うと、胸が詰まります。私達は本当にたまたま、運良く被災者にならなかっただけなんです。
「お互い様」だから、こんなとき頼ってもらえるように、私もならなくちゃ。気持だけで何もできないのではしかたないのかもしれませんが、気持だけでも助けになりたいです。避難してくる皆さんは、本当は沖縄に来たくてくる訳では無いかもしれないけど、ココにきてよかった、安心した、と言ってほしいです。
人間関係っていろんな感情が生まれるので大変だけど、優しい気持でお互い様の気持を持って、生きて行きたいと思います。
私のまわりにも、何人も沖縄に来られています、つなぐ光さんを通してじゃないんですけど東京からとか埼玉からとか。みんな温かく迎えています。先日「葉野菜が安心して食べれて嬉しい」と聞いた時、「ああ、そうか」と思いました。少し驚き、胸が苦しくなりました。
どうか安心して来て下さい。基本沖縄の人は、あったかです。
沖縄の人は、差別される事が辛い事を知っています。過去の歴史の中でそういう事が多かったから。
だからこそ、助け合う大切さをたくさん持っているって思うんで。
沖縄へ、めんそーれ!!
Posted by kokoro at 2011年05月22日 06:32
すみませんかき忘れました。
避難家族さんへ、チャリティーバザーって基本的に義援金集めるためにやるので、事情を言うと被災者の方に無料であげるって方多いですよ。むしろあげたい。私のお友達は、東京から来た時やっぱりあわててでて来て、持ち合わせがほとんど無くて、でもバザー会場で「避難して来てる」って言ったら「好きなもの持ってて」いろいろ貰ってほとんど揃ったって、笑顔で言ってました。本当は、最初から「被災者の方無料」なんてでしててくれるとわかりやすいけど。
まだ県内に避難してる方がいっぱいいるってご存じない方がほとんど。だから、自分でできる事は「義援金」と思って、バザーなんです。その場で助けになれるってわかれば、これからは、「避難者のためのバザー」なんてのも出てくるかもですよー。
Posted by kokoro at 2011年05月22日 06:45
ありがとうございます。

東京都に住む妊婦です。

すでに東京都の母乳からもセシウムが検出されているというのに、東京都の母子は保護されません。

人口が多いという理由で、私の子供の健康は守られないのでしょうか?

活動に大変感謝致します。

周囲に理解を得にくく、疎開するにも時間がかかりそうですが、行かせてください。お願いします。

絶対に、沖縄に恩返ししますから。

お願いします。まだ活動をやめないでください。
Posted by takako at 2011年05月25日 18:50
takakoさま、コメントありがとうございます。

はい、活動はあと数年続くと感じております。

なお、私ども「つなぐ光」では、被災地の被災者さんを支援する団体となっております。

対象エリアは、青森、岩手、宮城、福島、茨城、千葉の被災地区と、原発100キロ圏内の方となってしまいます。

大変申し訳ありませんが、いまいま、この地区以外にお住まいの皆様に支援を行うことができずにおります。

小さな団体ですので、ご理解いただけましたら幸いです。

何卒よろしくお願いいたします。

ありがとうございます。
Posted by つなぐ光(事務局中川) at 2011年05月26日 14:41
そうですか。

大変残念ですが、放射能の濃度が高い方をどうぞ優先されてください。

ただ、ここで言わせてください。

文京区や三鷹市にはホットスポットがあり、そこの被ばく量では子供を育てられるようなレベルではありません。
http://www.mext.go.jp/component/a_menu/other/detail/__icsFiles/afieldfile/2011/03/30/1304419_0328_29.pdf

現に、三鷹市の母乳からセシウム137が検出されています。
半減期は30年です。

その方の気持ちを想像すると胸がつぶれる思いです。

東京都は首都機能がありますし、一番人口が多いから、避難指示が出ることはないでしょう。

つなぐ光の皆様の
これからを心から応援しております

愛の和が世界中に広がりますように・・・

takako
Posted by 事務局中川様 at 2011年05月26日 20:01
群馬県在住のものです。4歳の男の子の母です。
皆さんのコメントを拝見しました。どの方も真剣に考えているからこそ、の意見だと思いました。
私は3/15に3号機が爆発した日に、近くの埼玉県のお店に買い物に行きました。その後、子ども→私→夫の順に激しい下痢と嘔吐に見舞われ、数日間続きました。そのときは嘔吐下痢症か何かと思いましたが、今まで経験したことのないタイプの嘔吐と下痢でした。
後からその日はかなり高濃度の放射性物質が埼玉まで飛来してきているのを知って、(私たち親はともかく)子どもに内部被爆させてしまったのではないかという不安をずっとぬぐえずにいます。
それ以来(泥に触れたところは特に)、ちょっとした傷もすぐに化膿して治りも悪く、子どもの咳が日に日にひどくなるようで。。お恥ずかしい話、子どもを産んだ時に痔になってしまい、それがずっと問題なかったのですが、その嘔吐下痢の後数日経ってから、急激に痔の症状が悪化して、何か粘膜が炎症を起こしているような状態で、薬を塗っても一向に良くならず、どんどんひどくなって、あるところから急に治ってきました。治まるまでに1ヶ月近くかかりました。
何か悪いものが体の中に入って、半減期を境に少しづつ良くなったような感じでした。

福島原発の状況は、落ち着いたとは到底いえません。むしろ良くなる要素は殆どありません。その中で、全ての福島の方々には一刻も早く非難して頂きたい気持ちでいっぱいですが、それが難しいのも痛いほど分かります。
福島だけではありません。公表されている関東近県の放射線量は、とても高いところ(20m前後)で計測されているものが多く、「風評被害」と言われているものも実は風評ではありません。基準値を上げられた野菜や水等を考慮すると、年間1mmシーベルトは容易に超えてしまうそうです。

良心からボランティアされていらっしゃる皆さんは素晴らしいと思います。そしてそれを受け入れられる限界があるのもよく分かります。
必要以上に人の好意に甘えることもよしとは思いません。
でも子どもを持つ親ならば、それが許されるならば、一刻も早くここから離れた遠い場所に移り住みたいと思う気持ちがあることは、知っていただきたいです。100km超えているから、200km超えているから安心だという状況ではないのです。

私も夫も、沖縄が大好きなので、沖縄の土地に放射性物質の雲がかかるシミュレーションを見ると、私たちの土地が汚されるのと同じくらい、心がつぶれそうになります。
夫は「少しでも放射性物質が体に入ってしまっている時点で、沖縄にはもう行っちゃいけないんじゃないかな・・・」と真剣に言っていました。

経済的理由が許すのならば、私は一刻も早く沖縄に行きたいです。子どもを外で遊ばせてあげたいです。そう思っている親は、100km圏外にも沢山いるということを、知っていただけると幸いです。
せめて沖縄がきれいな土地であり続けますように。
Posted by めぐ at 2011年05月28日 22:09
めぐ様、コメントありがとうございます。

「経験したことのないタイプの嘔吐と下痢」と、「半減期を境に良くなるような体感」をされましたこと、衝撃だと思います。

その福島原発は、本日も「年内では収束できない」との報道があらためてありました。

確かに放射線予報を見る限り、お子様への影響の不安は関東のどこにいても同じだと思います。

おっしゃるとおり、沖縄は福島から1700kmほど離れており、日本の中で、一番影響度は低いですが、影響が皆無というわけではありません。

なお、薄い放射線の気流は地球上をまわりますので、福島の放射線気流がサンフランシスコに到着していることがわかり、3月はアメリカでもパニックが起きていたと聞いております。

よって、当然ながら、100km超えているから、200km超えているから安心だという状況ではないことを重々承知しております。

また、僕も二人の娘がおりますので、一刻も早くそこから離れた遠い場所に移り住みたいと思う気持ちがおありのことも、重々承知しております。

いまは、首都圏からのレスキュー要請を数多くいただきますが、我々が「被災者支援」という法人である以上、受け入れの限界もあり、お断りするたびに、なんとかできないものかという痛みを痛切に感じます。

我々は自分たちのできることを精一杯させていただいておりますが、被災者支援や、放射線汚染の支援については、我々だけでは全然足りないので、我々のような機能を持つ団体さんがもっと沢山出来ないものかと祈っております。

我々のような小さな団体でも、数が多くあれば、現況に対して、一人でも多くの子供を救えると感じます。

そのようなうねりが起こりますことを切に願っております。

よろしくお願いいたします。

ありがとうございます。
Posted by つなぐ光(事務局中川) at 2011年05月30日 23:33
丁寧なお返事、ありがとうございました。
つなぐ光の皆様のお気持ちは、とてもよく分かりました。私が逆の立場であっても中川様のように頑張れるか自信がありません。だから皆様の行動力に感謝しこそすれ、責める気持ちなどまったくないことは信じてください。とても素晴らしいことだと思います。
私が心配していることですが。。。希望されている方をお断りするのはとてもストレスになると思います。度重なると、精神的にあまり良ろしくないと思われます。少しでも胸の痛みが和らぐように、お断りなどするときのマニュアルや文書を念入りに作っておかれたほうが、精神的に良いのでは?と思いました。

自分が出来る範囲のことを頑張る!のが、今みなに出来ることだと思います。自分の手の届かないところまでを痛みに感じる必要も責任もありません。だからあまり大きな責任を感じないで頂きたいと、心から思います。その気持ちだけで十分だと思うのです。世の中には、人の痛みをまったく感じることの出来なくなった人も沢山いらっしゃるようです。でも今回の震災(というより人災のほうが大きいですね!)で、みなの心がひとつになるべきときが来たのだと思いました。多分今、私たちはそれを勉強するためにここにいるのだと思っています。

私も、今の自分にできることを1つづつしていっています。引越したい気持ちも強いですが、家の借金があるので、今まで自営業でしたが、外へも働きにでようと今仕事を探しています。少しでも蓄えて、行動すべきときに行動できるように準備したいと思っています。
遠く離れた土地で、状況が良くなるように思いを届けてくださる方がいるだけで、私も頑張ることができます。これからもよろしくお願いいたします。
Posted by めぐ at 2011年06月02日 07:50
めぐさま、ご返信ありがとうございます。

書いて下さった多くの内容に賛同いたします。

これからも、我々のできる事で、活動させていただきたいと願っております。

こちらこそ、どうぞよろしくお願いいたします。

ありがとうございます。

事務局 中川
Posted by つなぐ光つなぐ光 at 2011年06月03日 13:21
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