●ふたつの嬉しいこと!

一般社団法人「つなぐ光」

2011年10月28日 12:36

●ふたつの嬉しいこと!

さて、「ひとつ」、嬉しいことがありました。

「海と空の林間学校in沖縄」に参加してくれた一人の子が、福島に戻ってから、お母さんに「沖縄はいいよぉー!沖縄はいいよぉー!」と言ってくれて、なんと先週、親子で沖縄に移住してきました。

そうか、良かったなーと、写真の彼女を眺めてみると、なんだか、とても温かい気持ちになりました。

家族単位に事情が異なるので、単純に「沖縄に移住したらいいですよ!」とも言えない部分が苦しいですが、今回、たった一人でも、本当に沖縄に移住できた子がいるなんて、我々には嬉しい出来事でした。

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昨日のニュースでも、福島原発の廃炉までに30年かかるという工程表が出てきました。

 ◇<福島第1原発>1~4号機の廃炉まで30年以上
  http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111027-00000013-mai-soci

廃炉措置は「早ければ来年から」と書いてあるので、安全の観点から可能なら、それまでの「数年だけ」でも、子どもたちや妊婦さんが避難できたらと願います。

措置のスタートから何年たったら放射能の拡散が止められのかは予測ができませんが、この広がりを早く止めてくれーと叫びたくなります。

 ◇5月10日の放射能マップ (大体、半径100キロ相当で影響がありそう)
  http://takedanet.blogzine.jp/photos/uncategorized/2011/05/10/radioactive300kms_2.jpg

 ◇9月11日の放射能マップ (大体、半径200キロ相当で影響がありそう)
  http://gunma.zamurai.jp/pub/2011/0911gmap06.jpg

沖縄県では、福島県全域の方や、住宅半壊以上の罹災の方には、往復の航空運賃無料と、2年間のほぼ無料住宅が提供されていますので、活用を検討していただくのも、長い年月の子育ての一環ではないかと感じます。

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それから、知人から教えていただいた「田坂広志 前内閣官房参与」の話が、分かりやすかったです。

3月から9月まで、当時の管総理と共に、今回の出来事を首相官邸から見つめた方の視点を、わかりやすく解説してくれています。





映像スタートから30分あたりで「首都圏3千万人の避難」について触れていますが、実際には、そこまでの大災害であったことを忘れてはいけないと思います。

また、スタートから60分あたりで「チェルノブイリ・ハート」についても触れていますが、このような立場の方がコメントしてくれているのが凄いなと思います。

ちなみに、緑のシーサーさんが主宰される「沖縄でのチェルノブイリ・ハート上映」は、先週まで定員100名の半分ぐらいの予約状況とおっしゃってました。

 ◇沖縄でも「チェルノブイリ・ハート」上映されます!
  http://mothership2012.ti-da.net/e3607890.html

今朝、再びお電話しましたら、現在は、定員に到達したそうです。よかったですね!

福島がチェルノブイリと全く同じになるとは思っていませんが、最悪の歴史を知って予防策をとるのは、建設的なアクションの一つではないかと思います。

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そして、「もうひとつ」、嬉しいことがありました。

いま調整中です!!!

1日も早く広報できますように!

ありがとうございます。


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