●沖縄に来られるご家族の想い:15世帯のレスキューメール!
今回ご紹介するメールは、大震災から8カ月経過している「いま現在」の、宮城県・福島県・群馬県・茨城県・千葉県の、「15世帯51名」の大家族からのメッセージです。
つなぐ光に届くメッセージ(レスキュー要請メール)は、ほぼ100%「お母さん」から頂きますし、下記のメールも全て各世帯の「お母さん」からいただいたものです。
この国は、いつの時代も母親たちが守り、そして母親たちが変革させてきたのではないかと痛感しています。
================================
※昨日、抜粋いたしましたが、文脈から個人が特定できるというご指摘があり、削除をさせていただきました。
================================
これらを拝見しますと、それぞれに大変なご苦労があって、しがらみなども調整しながら、ようやく沖縄に来れることがお分かりいただけると思います。
そして、わざわざ沖縄に来ようとする方は、「現地では不安を分かち合える仲間がいない」傾向が当初からあります。
(聞いた感覚では、東北の総人口にしたら9割以上の方は不安に思っていないかも知れません)
よって、文面の中にあります「頑張って変えていく事より逃げる事しかない事を痛感しました」とは、本当に悲痛な叫びだと思います。
これら上記のメールは、現在の第二次支援体制におけるレスキュー要請メールから、個人が特定できそうな情報を省いたものです。
メールの主は、この冬休みを挟んで、一時滞在避難をご希望されるご家族で、ほぼ飛行機も予約され、「ゆいまーるの杜」のお部屋も確保された方々です。
ここに掲載したのはたった15通のメールですが、実際には、最終的に「来たくても来れなくなった」方々からのメールも含めると、この数倍のメールが届いています。
メール内容は1件1件全て異なりますから、つなぐ光は、メール対応だけで相当の時間を費やしています。
返信文章の作成だけで1時間以上かかったり、調べ物で時間がかかることもあります。
また、メール内容からお電話した方がよさそうな場合はお電話をします。
つなぐ光は全国の皆様のご寄付で活動させていただいているので、その想いから、少しでも被災地の方にご安心いただければと願っております。
さて、既報どおり「ゆいまーるの杜」が有り難く3月まで使えるようになりました。
そして、つなぐ光のレスキューエリアは、原発100キロ圏内から、200キロ圏内に拡大しました。
本日のブログは、大震災の爪痕で不安な日々を過ごされている方がまだまだいて、その方々の中で不安がピークに達した方が沖縄に来ている事を知っていただきたかったのと、その方々を支援する団体である「つなぐ光」そのものの経済体力も、なんとか3月まで持たせたいというお願いを込めて書かせていただきました。
つなぐ光の主旨にご賛同くださります方は、活動のサポートをお願いします。
------------------------
◆寄付のお願い:
・沖縄銀行 恩納支店 普通口座 1240915 つなぐ光
・郵便振替 記号17040 番号7490451 つなぐ光
------------------------
よろしくお願いします。
ありがとうございます。