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☆2011年03月18日、【滞在保養支援:第1次】開始。
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2011年12月09日

●孤立しない/させない運動:ひとつの安心としての移住者マップ

●孤立しない/させない運動:ひとつの安心としての移住者マップ!

さて、沖縄県の被災者支援窓口の期限について、少し動きがあるようですが、まだ確認ができていません。

仮に受付が延長されたとしても、「緊急支援はどこかで終わりが来る」という想定でアクションされた方が良いと思います。

現在も、県行政対象として沖縄に2年間滞在しようと検討されている方や、自主避難として沖縄に移住を検討されている方が多くいらっしゃると思います。

沖縄はそれだけ魅力的な島だと思います。

311前の平穏無事な時代においても、東京などの都市以外で移住人口が増え続けている県は、沖縄だけです。

元々持っている魅力にプラスして、福島原発から一番離れていて、空気の流れからしても、濃いものが地球を1周して降りてくる一番薄い地域に相当する立地条件も、かなり高得点です。

それでも、中期滞在や移住を検討される方は、本当に引っ越して大丈夫なのかという不安があります。

それは、住居であったり、仕事であったり、学校であったり、空気であったり、水であったり、食材であったり、各ご家庭の概念によるものですので、千差万別です。

ただ、我々がいくつかの事例に触れさせていただいた経験からすると、様々な「大丈夫なのか」はやがて大丈夫になってゆきます。

感覚的な表現で恐縮ですが、それは沖縄には諸々を包んで受け止めてしまう力があるからです。

だからこそ、「やがて大丈夫になってゆくまでの間」に対して、とても大切なものがあります。

それは、「つながり」です。

たとえ家を紹介されても、たとえ仕事を紹介されても、急に311がフラッシュバックした際、東北で同じ体験をした分かりあえる仲間がおらずに、「自分は孤立している」と思ったら、家も仕事もあるのに、ただ帰郷されてしまうことを知っています。

もちろん、温かい沖縄県人とのつながりも大切なのですが、同県人でないと分かりえないことが311に起きたということです。

多くの被災者さんと触れている我々でさえも、大震災について深い苦悩まで共感できるかというと、自信がありません。

ですので、移住をした沖縄の中で、もし、スープの冷めない距離に同県人がいるなら、それは素晴らしい宝ものだと思います。

沖縄に移住したあとも、同じ東北から来た仲間と近距離で支えあう関係があり、その少し外側で、沖縄県民がゆいまーる精神を発揮できる関係があるなら、移住環境としてはベストです。

ようやくその先に、ちゃんとした住居や仕事などを検討する時間がつくれます。

我々もそこに気付くまでは、「家と仕事があれば生活できる」と思いこんでいて、一番大切なものを忘れていました。

気付くまでには心が痛い出来事もありましたが、今ではその経験に感謝をしています。

ということで、つなぐ光として、移住された方、および、移住を検討している方にむけて、ご提供できる情報を創りました。

心の絆を「つなぐマップ」ということで、略して「つマップ」と呼んでいます。

 ◇つマップ (つなぐ光のホームページの中にあります)
  http://tsunaguhikari.jp/tumap.html

●孤立しない/させない運動:ひとつの安心としての移住者マップ


   ↑ ※HP上で「フルスクリーンでマップを表示します」を押すと、全画面で表示します


これは、つなぐ光を通じて移住された方々の地図で、拡大縮小も自由自在です。

もちろん、個人情報は特定できないように最善の配慮をしています。

方式は、移住者の家にマークを付けるのではなく、居住地区近隣の「公民館」にマークがつくようにしています。

最初に公民館をマーキングして、その上に移住者さん用のマーキングをして少しズラしたり、或いは、公民館の隣の住所などを借りてマーキングするなどして、実際の場所が分からないようになっています。

さらに、このソフトには、「実際の住所からずれてマーキングしてしまう」という特性があるので、我々はそれを恩恵としてそのまま使っています。(時々近くの海をマーキングします)

話を戻すと、移住を検討している方が知りたいのは、「沖縄のどの地区に引っ越したら安心なのだろう?」ということです。

この地図からは、例えば、恩納村に何人が移住して、那覇には何人が移住していて、という仲間となりえる先人がどこにいるかのイメージが分かります。

移住者がとても少なく見えるのは、被災者さんの心理として、沖縄まで来ている罪悪感のある方は、このボカシた地図でさえ痛いから掲載を見合わされますし、県庁から個人情報をいただけないので、現段階は、県行政で移住された方は掲載できてないからです。

もしよろしければ、つなぐ光を経由されていない県行政避難や自主避難の方で、この「孤立しない/させない」という小さな運動にご賛同いただける方は、下記ページのお問い合わせから『マッピングします』と題名を入れ、ご連絡くだされば、つマップに掲載させていただきます。

 ◇つマップ:マッピング掲載依頼
  http://tsunaguhikari.jp/contact.html

つマップにはお名前も住所も出ませんが、「孤立しない/させない」という主旨に基づき、誰かと誰かをつなぐ場面が来た時は、無理や無茶のない交換手をつなぐ光がさせていただきます。

よろしくお願いいたします。

ありがとうございます。



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Posted by 一般社団法人「つなぐ光」 at 20:44│Comments(0)「つなぐ光」の活動情報
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