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2011年12月03日

●沖縄県の支援。千葉栃木は終了。福島宮城岩手は終了近いかも?

●沖縄県の支援。千葉栃木は終了。福島宮城岩手は終了近いかも?

さて、沖縄県は東日本大震災に対する支援策として、被災地で半壊以上の罹災証明を持つ方などに対して、「往復無料の飛行機代支援」と「2年間ほぼ家賃無料の住宅支援」を行ってくれています。

本当にこれは「手厚い支援」であると思いますし、我々のような民間団体がどんなに頑張っても追いつけません。

支援の違いは明白で、沖縄県が巨大な豪華客船で多くの方を乗せてくれているとするなら、我々は、豪華客船の周りで「乗船券がなくて困っている方」を、小さな救命イカダに乗せているようなものです。

唐突ですが、ブログをご覧くださっている皆様にお伺いいたします。

この沖縄県の手厚い支援策と、福島第一原発の放射能不安は、「関係あるでしょうか?関係ないでしょうか?」。

支援の背景として、沖縄県は、被災県からの「仮設住宅建設が間にあってないので沖縄の空き家を被災者の仮設住宅として利用させて欲しい」という要請に基づいて、住宅支援を決めたわけです。

よって、被災県から沖縄県に対して「仮設住宅はもう間に合いました」という連絡があるなら、沖縄県が住宅支援をする理由は無くなります。

つまり、沖縄県が行っている「飛行機+住宅」の支援は、放射能不安とは関係が無いのです。

この背景は、9月13日にもブログで書いています。

 ◇沖縄への移住を考えているなら早めの行動がいいかも?
  http://mothership2012.ti-da.net/e3573981.html

沖縄県は、この「飛行機+住宅」について、かなり前に栃木県の避難者に対して、支援を打ち切りました。

そして、10月末には、千葉県の避難者に対して、支援を打ち切りました。

それから、11月末には、茨城県の避難者に対して、支援を打ち切りました。

現段階で沖縄県が「手厚く」支援する残りの対象は、「福島・宮城・岩手」の3県のみとなりました。

なお、打ち切ったというのは、受付業務が終わったということです。

よって、ラッキーにも既に受付が済んでいる方の無料住宅は2013年まで保障されていますし、2年以内に被災県に戻るなら、帰りの航空券も家族全員分が無料です。

また、このような「いつで受付業務が終わった」とかは、沖縄県のホームページでは一切公表されていませんし、今後「いつ受付業務が終わる」などの「予告」も一切行われません。

各県からの「支援要請が解除される」ことによって沖縄県の受付が終わっているだけなのですが、あまりにも突然に終わってしまうので、検討中の方がいたら困惑するかも知れませんね。

ここからが本題です。

前出のブログは、「仮設住宅が10月で完成したら沖縄の支援が終わるのではないか」という予測で書いたわけです。

しかし、完成は遅れ、福島県と宮城県の仮設住宅は、それぞれ11月に完成したそうです。

 ◇宮城県の仮設住宅全て完成 2万2千戸、岩手に続き
  http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/111104/dst11110412110010-n1.htm

 ◇福島県 応急仮設住宅等の入居募集状況、問い合わせ先一覧
  http://www.pref.fukushima.jp/kenchiku/04topix/kasetsubosyuuitirann.pdf

仮設住宅の完成をうけて、被災県から沖縄県に対して「仮設住宅は間に合ったので住宅支援は終わって下さい」という連絡があったかどうかは、沖縄県に電話をかけても教えてくれませんし、いつまで支援が継続されるのかを知るよしもありません。

ですが、緊急支援は、状況が改善されたら、やがてどこかで終わる日が確実に来ます。

本来の目的から流れを読むなら、「そろそろ終わりかな?」という気配があり、例えば明日、福島・宮城・岩手の3県の方への受付業務が終わってもおかしくないだろうと思います。

数日前には、あらためて、福島原発がメルトダウンしてメルトスルーして、あと数十センチほどでメルトアウトに至りそうな情報が報道されました。

放射能の不安増大に対して、沖縄の住宅支援が継続してくれたら嬉しいですが、再度申し上げますと、放射能不安と沖縄県の住宅支援は関連がありません。

沖縄県が準備する2年間の住宅支援は、本来は、現地の仮設住宅が足りない対応策としてあります。

ですが、沖縄に避難されてくる方は、放射能の不安で来る方が多く、その結果として、「沖縄県の支援はありがたい」とおっしゃってくださいます。

よって、このブログで何を申し上げたかったかというと、特に福島県のお母さんで、この好条件の住宅を使っての避難を検討されているなら、申込みは「いよいよ急いだ方が良さそうですよ」ということです。

ただし、これはあくまで「勝手な推測」ですので、沖縄県に問い合わせをしても答えはもらえない筈ですが、移住を考えている方は、そんな部分も少し頭の隅に入れておいてくださると幸いです。

何かを反対したいわけでもありませんし、何かを煽りたてたいわけでもありません。

このブログがお役に立つことを願います。

ありがとうございます。

事務局 中川



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Posted by 一般社団法人「つなぐ光」 at 21:03Comments(2)つたえたいこと

2011年11月26日

●沖縄に来られるご家族の想い:15世帯のレスキューメール!

●沖縄に来られるご家族の想い:15世帯のレスキューメール!

今回ご紹介するメールは、大震災から8カ月経過している「いま現在」の、宮城県・福島県・群馬県・茨城県・千葉県の、「15世帯51名」の大家族からのメッセージです。

つなぐ光に届くメッセージ(レスキュー要請メール)は、ほぼ100%「お母さん」から頂きますし、下記のメールも全て各世帯の「お母さん」からいただいたものです。

この国は、いつの時代も母親たちが守り、そして母親たちが変革させてきたのではないかと痛感しています。


================================


※昨日、抜粋いたしましたが、文脈から個人が特定できるというご指摘があり、削除をさせていただきました。


================================


これらを拝見しますと、それぞれに大変なご苦労があって、しがらみなども調整しながら、ようやく沖縄に来れることがお分かりいただけると思います。

そして、わざわざ沖縄に来ようとする方は、「現地では不安を分かち合える仲間がいない」傾向が当初からあります。

(聞いた感覚では、東北の総人口にしたら9割以上の方は不安に思っていないかも知れません)

よって、文面の中にあります「頑張って変えていく事より逃げる事しかない事を痛感しました」とは、本当に悲痛な叫びだと思います。

これら上記のメールは、現在の第二次支援体制におけるレスキュー要請メールから、個人が特定できそうな情報を省いたものです。

メールの主は、この冬休みを挟んで、一時滞在避難をご希望されるご家族で、ほぼ飛行機も予約され、「ゆいまーるの杜」のお部屋も確保された方々です。

ここに掲載したのはたった15通のメールですが、実際には、最終的に「来たくても来れなくなった」方々からのメールも含めると、この数倍のメールが届いています。

メール内容は1件1件全て異なりますから、つなぐ光は、メール対応だけで相当の時間を費やしています。

返信文章の作成だけで1時間以上かかったり、調べ物で時間がかかることもあります。

また、メール内容からお電話した方がよさそうな場合はお電話をします。

つなぐ光は全国の皆様のご寄付で活動させていただいているので、その想いから、少しでも被災地の方にご安心いただければと願っております。

さて、既報どおり「ゆいまーるの杜」が有り難く3月まで使えるようになりました。

そして、つなぐ光のレスキューエリアは、原発100キロ圏内から、200キロ圏内に拡大しました。

本日のブログは、大震災の爪痕で不安な日々を過ごされている方がまだまだいて、その方々の中で不安がピークに達した方が沖縄に来ている事を知っていただきたかったのと、その方々を支援する団体である「つなぐ光」そのものの経済体力も、なんとか3月まで持たせたいというお願いを込めて書かせていただきました。

つなぐ光の主旨にご賛同くださります方は、活動のサポートをお願いします。

 ------------------------
 ◆寄付のお願い:
 ・沖縄銀行 恩納支店 普通口座 1240915 つなぐ光
 ・郵便振替 記号17040 番号7490451 つなぐ光
 ------------------------

よろしくお願いします。

ありがとうございます。





  

Posted by 一般社団法人「つなぐ光」 at 17:20Comments(0)つたえたいこと

2011年11月23日

●免疫力回復応援ソング、ナチュラルキレイマンの唄、再アップ!

●免疫力回復応援ソング、ナチュラルキレイマンの唄、再アップ!

先日、誤ってYoutubeにアップしていた「つなぐ光の動画」を全部消してしまいました。

復旧できないものもありますが、割り切って、再度アップロードしました。

整理してアップしている中で、「ザ・エッセンス」さんが作ってくれた「ナチュラルキレイマンのうた」をしみじみ聴いていて、本当に素晴らしいと感じて、涙が溢れてきました。

つなぐ光は、妊婦さんと子供を中心とした家族が沖縄に避難できたらという願いで支援をしています。

レスキュー支援も、海と空の林間学校も、同じ想いです。

その意味は、福島第一原発にて影響を被っている方の「免疫力を回復して欲しい」ということです。

そして、免疫力の回復には、「メンタルストレス軽減」と「細胞修復」との2つの要素が必要になります。

別の言い方をすれば、「メンタルの向上」と「高レベル放射線地域から最低2週間の避難」です。

この理由から、つなぐ光で使われせていただいている「ゆいまーるの杜の滞在支援」は、最低2週間という期間なのです。

ですが、先日のブログにも書きましたように、様々な事情やシガラミで、どうしても東北を出られない家族が圧倒的に多いわけです。

すると、「最低2週間の細胞修復」は不可能かも知れませんが、住んでいる現地で「メンタルをアップさせる」ことは可能だと思います。

この「ナチュラルキレイマンのうた」は、メンタルがアップして免疫力が回復することを応援する唄です。

つなぐ光は、3月18日から活動をはじめました。

電話が鳴って飛びつくと、福島のお母さんたちは、パニックから何を言っているのか、支離滅裂な会話しかできない方が相当いらっしゃいました。

僕自身は厚生労働大臣認定の産業カウンセラーですから、確かに放射線の不安はあるけど、これだけ強烈なパニックで不安を増強させているなら、「放射線の影響より前に」、メンタルストレスだけで身体を壊すと感じました。

それらの体験から、この誰も経験したことのない状況に立ち向かうには、放射線の知識と共に、私たちの身体の中にある「NK細胞(ナチュラル・キラー細胞)」にちゃんと活躍してもらって、免疫力を高く保つことが必要だと感じたのです。

その事について、「自分が感じたイメージがあるので、つなぐ光に来て下さい!」と、宜野湾市の「ザ・エッセンス」さんにお電話しました。

ザ・エッセンスさんはすぐに来てくれて、僕がイメージを話すと、なんと5分間で、作詞作曲をしてくれました。

この方々、天才なんだと思いました。

その後、1週間かけて、絵も描いてくれて、レコーディングスタジオでちゃんと録音してくれたのがこの唄になりました。


========

【ナチュラルキレイマンのうた】

僕たちの身体の中には、「ナチュラルキレイマン」が眠っています。

学者さんたちは、ナチュラルキレイマンのことを、「ナチュラル・キラー細胞」と呼んでいます。

でも、「キラー」って、ちょっと怖いので、僕たちは「キレイマン」て呼んでます!

外部から変なものを取り込んだり、ストレスが溜まったとき、僕たちの身体は、苦しくなります。

でも、笑顔になって、ナチュラルキレイマンが目覚めて活躍してくれると、身体をどんどんナチュラルでキレイな状態に戻してくれるんだって。すごーい!!!

キレイマンの呼び出し方(目覚めてもらう方法)は簡単です。

あなたの手鏡に、赤マジックで「笑顔の口元」を書いておいて、苦しくなった時に、手鏡をみて、その赤マジックに「あなたの口元」を合わせるだけです。

手鏡の口元とあなたの口元が、「カシャーン!ピカリンッ!」って合わさると、キレイマンが目覚めて活躍してくれます。

ホウシャノウで落ちた免疫力の回復には、ホウシャノウが薄い場所に1ヶ月ぐらい滞在できるといいけど、それが出来ないなら、毎日、キレイマンを呼び出すといいよ。

あなたの中には、無限の力が眠っています。

いろんな幼稚園で歌ってね!

ありがとう。

◆ナチュラルキレイマンのうた
絵本: ザ・エッセンス
作詞: ザ・エッセンス
作曲: ザ・エッセンス
合唱: ザ・エッセンス

========


 ◇つなぐ光 ナチュラルキレイマンのうた 絵詞曲唄:ザ・エッセンス



ということで、やがて、NHKの「みんなのうた」になって、福島や原発の影響下にある幼稚園の子供たちが歌ってくれたら素敵だなーと思っています。

唄も絵も全てオリジナルなので、どんどん転載OKです。

よろしくお願いします。

それから、Youtubeの整理をしていたら、自分が話している映像を見つけました。

どなかが撮ってアップしてくれたようで、ビックリしました。

内容は、宜野湾市で被災者支援イベントがあった際にお話させていただいたものです。

宜野湾市のどこかういうと、ナチュラルキレイマンと同じく、これまた「ザ・エッセンス」さんのお店のお庭です。

エッセンスさん、ここでもご縁をいただいてありがとうございます。

現在の支援体制とは少し違っていますが、初期の頃の活動について、割とまとめて話しているので、メモとして残してみます。


 ◇【2011.05.05】沖縄受け入れ「つなぐ光」報告



よろしくお願いします。

ありがとうございます。




  

Posted by 一般社団法人「つなぐ光」 at 21:09Comments(0)つたえたいこと

2011年10月28日

●ふたつの嬉しいこと!

●ふたつの嬉しいこと!

さて、「ひとつ」、嬉しいことがありました。

「海と空の林間学校in沖縄」に参加してくれた一人の子が、福島に戻ってから、お母さんに「沖縄はいいよぉー!沖縄はいいよぉー!」と言ってくれて、なんと先週、親子で沖縄に移住してきました。

そうか、良かったなーと、写真の彼女を眺めてみると、なんだか、とても温かい気持ちになりました。

家族単位に事情が異なるので、単純に「沖縄に移住したらいいですよ!」とも言えない部分が苦しいですが、今回、たった一人でも、本当に沖縄に移住できた子がいるなんて、我々には嬉しい出来事でした。

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昨日のニュースでも、福島原発の廃炉までに30年かかるという工程表が出てきました。

 ◇<福島第1原発>1~4号機の廃炉まで30年以上
  http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111027-00000013-mai-soci

廃炉措置は「早ければ来年から」と書いてあるので、安全の観点から可能なら、それまでの「数年だけ」でも、子どもたちや妊婦さんが避難できたらと願います。

措置のスタートから何年たったら放射能の拡散が止められのかは予測ができませんが、この広がりを早く止めてくれーと叫びたくなります。

 ◇5月10日の放射能マップ (大体、半径100キロ相当で影響がありそう)
  http://takedanet.blogzine.jp/photos/uncategorized/2011/05/10/radioactive300kms_2.jpg

 ◇9月11日の放射能マップ (大体、半径200キロ相当で影響がありそう)
  http://gunma.zamurai.jp/pub/2011/0911gmap06.jpg

沖縄県では、福島県全域の方や、住宅半壊以上の罹災の方には、往復の航空運賃無料と、2年間のほぼ無料住宅が提供されていますので、活用を検討していただくのも、長い年月の子育ての一環ではないかと感じます。

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それから、知人から教えていただいた「田坂広志 前内閣官房参与」の話が、分かりやすかったです。

3月から9月まで、当時の管総理と共に、今回の出来事を首相官邸から見つめた方の視点を、わかりやすく解説してくれています。





映像スタートから30分あたりで「首都圏3千万人の避難」について触れていますが、実際には、そこまでの大災害であったことを忘れてはいけないと思います。

また、スタートから60分あたりで「チェルノブイリ・ハート」についても触れていますが、このような立場の方がコメントしてくれているのが凄いなと思います。

ちなみに、緑のシーサーさんが主宰される「沖縄でのチェルノブイリ・ハート上映」は、先週まで定員100名の半分ぐらいの予約状況とおっしゃってました。

 ◇沖縄でも「チェルノブイリ・ハート」上映されます!
  http://mothership2012.ti-da.net/e3607890.html

今朝、再びお電話しましたら、現在は、定員に到達したそうです。よかったですね!

福島がチェルノブイリと全く同じになるとは思っていませんが、最悪の歴史を知って予防策をとるのは、建設的なアクションの一つではないかと思います。

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そして、「もうひとつ」、嬉しいことがありました。

いま調整中です!!!

1日も早く広報できますように!

ありがとうございます。

  

Posted by 一般社団法人「つなぐ光」 at 12:36Comments(0)つたえたいこと

2011年09月13日

●沖縄への移住を考えているなら早めの行動がいい、かも?





さて、3・11から、ようやく半年が経ちました。

つなぐ光は、3・18に活動をスタートしましたので、つなぐ光もほぼ半年が経ちました。

そして、この半年は走り去るように過ぎてゆきました。

出来事の重大さからみれば、収束に向けての取り組みは始まったばかりで、ざっと数年単位の先の長い支援活動が必要になると感じております。

世間一般的には「収束方向」の報道がなされている気配もあり、人の考えも様々ですが、つなぐ光を必要としてくださる方が居る限り、本質的に意味のある活動を継続してゆきたいと願っております。

なお、従来ホームステイと合わせて5週間の沖縄滞在プログラムをご提供してきた「ゆいまーるの杜」は、当初からの約束に基づき「9月30日」をもってオーナー様にご返却することになります。

その先、「ゆいまーるの杜」は、販売物件となります。

名残惜しい感じがいたしますが、まずは、この半年の緊急避難の受け皿や、林間学校の滞在施設を担ってくださった事に心からの感謝をしております。

その「ゆいまーるの杜」は、現状、半分ぐらい空き室があります。

9月30日までなので、5週間に満たない2週間程度の滞在となりますが、それでもよいという方は、ご連絡ください。

それから、つなぐ光としては、滞在のみでなく、その先、移住をする意向がある場合には、できる限りの支援をします。

布団や家電や物資で提供できるものが多くありますし、不動産屋さんのお友達もいます。

なお、夏休みより前に福島県から避難されていらした方は、全員福島には戻っておらず、沖縄や福島以外に移住されて、いまも、各人が寄ったり、お泊り会したり、情報交換されています。

昨日ゆいまーるの杜を出られたご家族も沖縄に移住しましたし、現在ゆいまーるの杜にいるご家族も移住される方がいますし、また数日後には、移住で引っ越してくるご家族が沖縄入りします。

移住については、福島県の方や、大規模半壊以上の罹災証明がある方について、沖縄県が支援策を出しています。

現段階では、「1年以上2年未満の移住希望者には往復飛行機代とほぼ無料に近い家賃補助」があります。

なお、「現段階」というのは、支援はやがてどこかで終わる日が来ます。

振り返れば、6月7日に、沖縄県は、福島県からの「仮設住宅が間にあってないので沖縄の空き住宅を福島県民の仮設住宅として利用させて欲しい」という要請に基づき、住宅支援を決めたそうです。

つまり、福島の避難所生活者を「とにかくどこであろうが(沖縄であろうが)仮設住宅に住まわせたい」という要請があって動いたというわけです。

そして、この先、10月末には福島の仮設住宅が完備され、避難所が閉まる計画があります。

 http://www.yomiuri.co.jp/feature/20110316-866918/news/20110722-OYT1T00893.htm

 http://www.minpo.jp/pub/topics/jishin2011/2011/08/post_1759.html

福島サイドで仮設住宅が完備されたあかつきには、再度、福島県から沖縄県に対して「仮設住宅はもう大丈夫になりました」という連絡がある筈です。

すると、沖縄県としては、要請が無くなったことにより、支援を終える「可能性」があります。

これはあくまで「勝手な推測」ですので、沖縄県に問い合わせをしても答えはもらえない筈ですが、移住を考えている方は、そんな部分も少し頭の隅に入れておいてくださると幸いです。

シンプルに表現しますと、「沖縄への移住を考えているなら早めの行動がいいかもですよ!」ということです。

このブログがお役に立つことを願ってやみません。

ありがとうございます。

事務局 中川


  

Posted by 一般社団法人「つなぐ光」 at 00:24Comments(0)つたえたいこと

2011年06月20日

●北海道という選択肢(その2)

●北海道という選択肢(その2)

北海道の小樽の方より、以下のメールをいただきました。

先日もそうでしたが、なぜか北海道からのご連絡に不思議な感覚です。

従来まで率先して他県の情報を掲載する事は特になかったのですが、折角のご縁ですので、掲載させていただきます。


========

<メール本文>
インターネットで色々見ていましたところこちらと出会いました。
様々な情報が載せられているようでしたの小樽市の支援についてもお知らせしようと思いましてメッセージいたしました。
北海道小樽市では罹災証明がない場合でも東北からの避難者を受け入れています。
現在10戸ほど公営住宅に空きがあり、6カ月まで水道光熱費が無料です。その後は1年以内で延長も可能です。
交通費や生活費の支給はありませんが、免除になる部分があるのと罹災証明がない方でも受け入れられるので必要としている方がいるかもしれません。
もし良かったら情報として掲載していただければと思います。

http://www.city.otaru.hokkaido.jp/simin/anzen/bosai/hisai_ukeire.html
↑小樽市役所のホームページです

http://www45.atwiki.jp/childreninfukushima/pages/135.html
↑「ふくしまのこどもを、まもりたい」に掲載しているページです

========


先日同様、詳細は分かりませんが、沖縄ではなく北海道への避難をご希望の方は、連絡をとってみてください。

よろしくお願いします。

ありがとうございます。



  

Posted by 一般社団法人「つなぐ光」 at 18:57Comments(0)つたえたいこと

2011年06月16日

●北海道という選択肢

●北海道という選択肢

本日、「有限会社 稚内グリーンファクトリー 」という企業さんから、「北海道でも被災者受入をしていますよ」というお電話をいただきました。

 ◇稚内グリーンファクトリー
  http://w-greenfactory.co.jp/
  TEL (0162)26-2641

被災者募集の内容を拝見しますと、下記の内容が記載されております。

========
◎対象:20歳以上40歳未満・小さいお子様のいるご家族で、当社で意欲的に働いてくれる方。
◎人数:3組・小さいお子様の入る方は最優先致します。(お子様含め1組、6人住居可能)
◎居住:住居完備・3LDK (会社規程により、家賃・月額30,000円で2ヶ月間免除)会社から徒歩約10分
◎業務:農業全般・農業受託・運輸・土木・稚内珪藻土・事務員 (季節により業務は異なる)
◎給与:業務内容に応じ月額20万~30万(残業あり)・各種保険付(社会保険・厚生年金)
◎資格:普通自動車免許証 ・(車については、会社車両を用意します。)
◎ 他:保育所・小学校・中学校は居住される社宅付近にあります。
========

はじめてお話させていただきましたので、詳細は分かりませんが、沖縄ではなく北海道への避難をご希望の方は、自己責任にて連絡をとってみてください。

よろしくお願いします。

ありがとうございます。


  

Posted by 一般社団法人「つなぐ光」 at 11:17Comments(0)つたえたいこと

2011年06月03日

●あなたの中の最良のものを!

●あなたの中の最良のものを!

どんな活動も、100%賛同してくれる方ばかりではないのは当然です。

つなぐ光の活動の中でも、これまで様々な課題が浮き彫りになりました。

そして、波乱が起これば、しんどくなる時もありました。

つなぐ光を立ち上げた最初の動機は、「被災地から一番離れていて、一番安全で、一番安心な沖縄の我々に、できることはないか?」ということです。

しんどくなった際、いつも初心に戻してくれるのが、マザー・テレサの言葉です。

この言葉を事務所に貼って、何度も眺める日があります。


 ============================

     ◆◆◆ あなたの中の最良のものを ◆◆◆

           マザー・テレサ

 人は不合理、非理論、利己的です。
 気にすることなく、人を愛しなさい。

 あなたが善を行うと、
 利己的な目的でそれをしたと言われるでしょう。
 気にすることなく、善を行いなさい。

 目的を達しようとするとき、
 邪魔立てする人に出会うでしょう。
 気にすることなく、やり遂げなさい。

 善い行いをしても、おそらく次の日には忘れられるでしょう。
 気にすることなく、し続けなさい。

 あなたの正直さと誠実さとが、あなたを傷つけるでしょう。
 気にすることなく、正直で誠実であり続けなさい。

 あなたが作り上げたものが、壊されるでしょう。
 気にすることなく、作り続けなさい。

 助けた相手から、恩知らずの仕打ちを受けるでしょう。
 気にすることなく、助け続けなさい。

 あなたの中の最良のものを、世に与え続けなさい。
 けり返されるかもしれません。
 でも、気にすることなく、最良のものを与え続けなさい。

 ===========================


さ、続けてゆきましょう!(笑)

ありがとうございます。


  

Posted by 一般社団法人「つなぐ光」 at 16:49Comments(4)つたえたいこと

2011年05月15日

●被災地からのレスキューメール内容

●被災地からのレスキューメール内容

他団体様のイベントに呼んで頂くのが続いていたこともあり、この2週間ほどはかなり慌ただしい日々でした。

また、先週から原発関連の「よろしくない」ニュースが続出している事も、「つなぐ光」には大きな影響がありました。

特に3号機の温度上昇の頃からレスキューの問合せが増えており、例えば午前中だけで20件ほどの電話があり、てんてこ舞いになる日もありました。

そんなこんなで、イベントに呼んでいただけました事とか、様々なご支援を頂戴しました事とか、ブログを書こうにも昼間は書けず、深夜に書こうと思っても、睡魔に負けている日々でもありました。

約1週間もブログを書かなかったのは、「つなぐ光」はじまって以来です。

忙しいことは善きことですが、もう少し余裕をもって、状況もお知らせできたらと願っております。

ということで、どんなレスキューが来ているのか、感じていただきたくて、少しご紹介してみます。

もちろん、電話も多く来ますが、ここでは、被災者さんのプロフィールを伏せたメール文章をご紹介してみます。

どれも、ここ数日に頂戴したメールです。



================================

(1)初めまして、こんばんは。

私は仙台市●●●在住のものです。

今回の震災では、居住地域は海岸より離れておりお陰さまで普段通りの生活をしています。

しかし、原発問題の件で色々と心配ごともあり子供の小学校や、教育委員会に訴え事をしても「大丈夫」の一点張りなのです。

宮城県は、復興に力を注がなくてはなりません。

私も、住み慣れた大好きな仙台がボロボロになり、大事な友人を亡くし、家も家族も無事なのに立ち上がれず、何も出来ない自分が情けなくて仕方ありませんでしたが、生きていくからにはまず、原発問題から逃げてはいけないと思い、色々と勉強し始めました。

どう考えても、子供たちの健康に良いわけはありません。

しかし、周りは震災前と変わらない生活でマスクをしていれば「風邪?」と聞かれる始末です。

友人に注意したほうが良いとメールしても「気にしすぎよ」とかえってきます。

共感してくれる人がいません。

寂しくて、悔しくて・・・。愚痴をいってしまい申し訳ございません。

こちらの事は、面識のないマイミクさんが親切に教えて下さいました。

私には●●●才、●●●才、●●●カ月の乳児がおり、子供達はこれ以上被曝させたくないという思いでいっぱいです。

ご支援頂けたらと思いますが、私の様な者は、対象外になりますでしょうか?

お忙しいところ、恐れ入りますが、ご回答のほどよろしくお願いいたします。


====

(2)原発から100kmの茨城県●●●に住んでいます。

沖縄に自主避難したいと思いここにたどり着きました。

●●●才と●●●歳の子供が居ます。

母子疎開を希望してます。

まずはどのように手続きをするのでしょうか?

●●●の免許があります。

沖縄でお世話になりたいのですが、私も役に立てることはありますか?


====

(3)仙台に住んでおり震災に遭いました。

住んでいた家は物はかなり壊れましたが建物は無事でした。

ライフラインが止まっているのと余震の恐怖から避難所に●●●週間ほどお世話になりました。

その後放射能から逃れたい一心で主人を残し子ども二人を連れてなんとか仙台を脱出し、1日がかりで親戚のいる●●●に行きました。

4月に入ってから東京に移動しました。

ただ、東京も放射線量はとても高くまったく安心できる場所ではありません。

さらに仙台でかなりの被曝をしているという前提からますます長期に住めるところではなく、一刻も早く離れたいと思っております。

仙台で震災に遭いなんとか仙台や福島から離れたかった、子どもたちのために安全な場所に行きたかった。

一生懸命動いたつもりですが叶っていません。

これからどうすればいいのか、毎日不安を抱えながらすごしています。

なんとかして子どもたちを放射能の汚染から開放してあげたいと思っています。

そのためにはそちらでお世話になりながら沖縄で母子3人の住居を探せたらと希望しております。

もし無理だとしても何がしかのご助言をいただくことはできないでしょうか?

どうぞよろしくお願いいたします。


====

(4)助けて下さい。

東電の原発により被災した避難民です。

家族での避難を検討し始めました。

お力添えをいただけると幸いです。


====

(5)はじめまして。

私は、福島原発から100km圏内の仙台市●●●に住んでいる●●●歳の娘の母です。

毎日原発と余震におびえて過ごしています。

実家は津波により流され、家族がなくなりました。

それに我が家の●●●m先まで津波が来ていました。

巨大地震当日も我が家の近くまで津波が来ている事も知らなかったのです。

沿岸部では津波の警告があったのかもしれませんが私の住んでいる所までは何の連絡や消防の呼びかけも何もありませんでした。

今思うとぞっとします。

新聞などで、津波を伴う大きな余震がまたあると記事に載っているのを見てからは不安でしかたありません。

沿岸部に何もなくなった今、次にまた同じような津波が来たらと思うと不安です。

主人も帰りが遅く、持ち家に娘と二人でいます。

周りも高い建物がなく、毎日のように避難のシュミレーションをしています。

いい加減疲れました。

仙台も放射線量が高いわけではありませんが、子供の事を考えると将来この子は大丈夫なのだろうかと心配になります。

夏になれば南風が吹くので今以上に放射線物質が飛んでくるのではないかと。

色々調べているうちにこちらのサイトにたどり着きました。

沖縄の恩納村に一度旅行で行きました。

とても綺麗な海・静かで太陽があたたかくて、時間がゆっくり流れている感じがして沖縄が大好きになりました。

疎開先が恩納村だったら心も穏やかになれるだろうなと思いました。

でも、私と子供2人きりで疎開するのはとても不安です。

主人には夏までに原発が落ち着かなければ疎開したいとは伝えています。

周りに母子で疎開している人は居ないのでどういうものかわかりません。

しかし、放射線物質を浴び続けている娘。

毎日が不安です。

内容だけでも教えていただけないでしょうか?

長文ですみません。


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(6)確認したいことがあり、メールしました。

自宅は、原発から60キロ弱の位置にあります。

沖縄県では、避難受け入れに罹災証明が必要だということですが、私のように自主避難したい場合は、受け入れてもらえないのでしょうか。

●●●歳の男児と●●●歳女児と私の3人での避難予定です。

しかも、自宅にて、濃い放射能を浴びています。

よって、一年間位は、避難していたいのです。

ちなみに、沖縄では、米などは、沖縄で作ったものを食べられるのでしょうか?

有機農など、食に関しては、どのようになっているのかも教えて下さい。

よろしくお願いします。


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(7)私としては一刻も早くこの場所から離れたいと思っています。

昨日主人と話しました。

主人は避難することには賛成なのですが、やはり遠い沖縄に母子3人で送り出すことに抵抗があるようでした。

●●●歳の息子はやんちゃでわがままなうえ、震災後、夜中に突然大声で泣き出したりします。

下の子はまだ●●●ヶ月になったばかりですし、2人一緒に泣かれたら私一人の手にはおえないだろうと思います。

見ず知らずの方の家に泊まることがストレスになり今精神的に不安定な息子がどうにかなってしまわないか、またホームステイ先の方に迷惑がかかるのではないかと心配しています。

こんな私たちは受け入れてもらえるのでしょうか?

主人も一緒に行ければ問題ないのですが、家を建ててしまったことや、津波で車が流されてしまったことなどがあり、今仕事を辞めるのは経済的に難しい状況です。

ただ、今の私達はこの場所を一旦離れてみることが必要だと思っています。

子供達の被曝量をできるだけ少なくしたいです。

そこで質問なのですが、いわきから沖縄へ行くには一度東京へ出て飛行機ですよね?

私と●●●歳息子、●●●ヶ月娘で行く場合渡航費はいくらくらいになるのでしょうか?

チケットの取り方など全く無知なので教えて下さい。

お忙しいのに申し訳ありません。

時間のある時でかまわないのでお返事待っています。


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(8)家族を説得して納得させるのに、時間がかかるようです。

避難とは難儀なことです。

私、計4回ボランティアで避難所でお手伝いさせていただきました。

まさか自分が避難民になるなんて信じがたいです。

つなぐ光の皆様のご健勝とご検討をお祈りしています。

また必要となりましたら、ご連絡差し上げたいと思います。

勝手なお願いですが、どうぞよろしくお願いします。


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(9)はじめまして。

仙台市●●●の母子家庭(私●●●歳・娘●●●歳)です。

津波の被害を受けたわけでもありませんし、住宅が倒壊したわけでもありません。

けれど、福島原発の事故が怖くて避難を考えています。

私の住む地区の水道水にはヨウ素、セシウム共検出されており、家庭ではセシウム除去の出来る浄水器など購入して対応しています。

子供を外に出すのが怖くて、保育園も雨の日には休ませています。

草花に触れさせる事も、散歩をする事もさせる事が怖くてたまりません。

これからの時期南風が吹き、ますます影響が出ると思われます。

早くどこかへ行かなくては・・・と思いはあるのですが、被災者といえない私たちを受け入れてくれるところがありません。

娘は、出生後毎日レントゲンを撮り、そのほかCTも数回受けています。

それゆえ、今回の放射能についてはかなり過敏になってしまっているのかもしれません。

自力での移住は、金銭的に現状では難しいです。

今日も福島のメルトダウンが騒がれています。

何か起これば、すぐにでもこの地を離れなくてはいけないと思っています。

このまま、これ以上状況が悪化しない事を祈るばかりです。

考えている間にも、不安が募るばかりです。

こんな私たちでも受け入れしていただけますでしょうか?


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(10)突然ぶしつけなメールで申し訳ありません。

私は宮城県●●●で震災に会いました。

小学●●●年生の娘がいます。

津波の被害は受けませんでしたが、東京の親戚を頼って上京しました。

仙台に戻るタイミングがつかめないまま、娘は小学校に入学しました。

しかし、ここも放射能が心配で学校に行かせてよいのか、給食を食べさせてもいいのか不安でいっぱいです。

娘はアレルギーがあるため体調が心配で、最近湿疹がぶり返し全身痒がっています。

こちらでの条件は満たしていないことは明らかなのですが、できることなら沖縄に避難できないだろうかと考え、相談に乗っていただけたらと思いメールしました。

お忙しいのにこのようなものを厚かましくもお送りする無礼をお許しください。


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(11)現在●●●市に住んでおります。

原発からは約60キロで、●●●歳の男の子、●●●ヶ月の女の子がいます。

避難、本当に迷っています。

子供のことを思うと今すぐにでも離れたい。

しかし、夫は仕事で同行はできず。

話し合いの結果、避難するのは良いが、離れての生活で子供に逆にストレスがかかるのではないか、との心配があるとのこと。

私が決定しないといけないのですが、普通に周りが生活していると、今一歩踏み出せず、甘えていますが背中を押していただきたいのです。

●●●市もかなりの汚染状況ですよね?

今後、ここに住むだけで被曝しつづけるのは良くないにきまっていますよね?

子供のために避難するのは非難されることではないですよね?

考えすぎておかしくなりそうです。

本当にお忙しい中、このようなメール、申し訳ないです。

誰かに、そこは危険だから逃げなさいと言ってほしいのです。。。


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(12)今の状況ですがほぼ屋内待避です。

必要以外は外出しません。

土壌汚染も怖いので●●●歳の息子も外では遊ばせませんし、●●●ヶ月の娘は生まれてから1度もまともに外に出すことも出来ずにいます。

息子は外で遊びたがって、それを私が止めて、言ってもわからない時は怒鳴りつけてしまい、泣かせてしまいます。

子供のためにしていることなのに悲しい思いをさせてしまって…本当に辛いです。

このままでは私の頭がおかしくなりそうです。

私と子供達だけでもしばらく福島県を離れて生活することを考えて、無料で受け入れてくれる他県の市営、県営住宅を探していましたが、全く知らない土地で母子3人で暮らすのは不安で、悩んでいました。

そんなこと言ってる場合ではないのですが…。


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(13)皆様には、こんなにも御心遣いと同時に御心配を頂き、これ程心強い事はありません。

本当に、感謝で胸がいっぱいになってしまいます

有難うございます

やはり子供の安全面が何よりも不安です

また、室内犬を連れての避難なので、そういった心配もあります。

余談ですが、原発は、いよいよメルトダウンが始まっているみたいで、Twitterやyoutubeで四六時中、情報をチェックして居る生活ですが、こんなに危険なことを隠し続ける政府にはこれまた絶句です。

情報をTVやラジオでしか得られない高齢者などは、今、どれ程危険な状況下にあるのか、全くわからないままの人たちがいっぱいおり、何とか本当の情報だけでも平等に知ることは出来ないものかと思いながら、日々過ごしております

どうか、皆様も今後の余震など、御身体にお気を付けてください。

資金等、めどが立ち次第すぐ沖縄の方に避難させて頂きたいと思いますので

どうかその節は、宜しくお願い致します。

感謝を込めて

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これらのメールを通じて、被災者さんの状況を少しでもお伝えできれば有難いです。

普通の生活だったのに、「セシウム除去の出来る浄水器」を使っての子育てなど、沖縄からは想像もつきません。

どうか、この方々のレスキューをご支援ください。

 ご寄付のお願い: http://tsunaguhikari.jp/donation

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さて、細かい集計が間に合ってませんが、多分、「ゆいまーるの杜」が溢れたと思います。

次は、ステイ先としてご提供して下さっている「県内に点在する民間中期住宅」を活用していく作戦に移ります。

さーて、データ処理作業・事務処理作業が煩雑になってきました。

このような混沌としている情報を整理するのが「得意」な方、どうか、ご協力ください!

何卒よろしくお願いいたします。

ありがとうございます。


  

Posted by 一般社団法人「つなぐ光」 at 17:13Comments(10)つたえたいこと

2011年04月28日

●お父さんが悪いわけではない、心情複雑!

●お父さんが悪いわけではない、心情複雑!

皆様、沢山のコメントをありがとうございます。

特に、4月23日のブログ
「20人の妊婦さん、全員来れませんでした!」
http://mothership2012.ti-da.net/e3360470.html
については、反響も多く、そして、
「環境とCSRと志の情報誌オルタナさん」
http://www.alterna.co.jp/5516
に掲載されたことで、電話での問い合わせも多くいただいております。
被災県の男性からは、「自分はそんなことはしない。」というお電話もいただきました。
ありがとうございました。

様々な被災者さんと直接にお話させてもらっておりますが、とてもデリケートな場面であると感じております。

また、それぞれの家族の状態や条件で、各家庭ごとの課題があると感じています。

例えば、「1歳の赤ちゃんがいるから遠くに避難したい」お母さんと、「1歳なんだから遠くに行くなよ」というおばあちゃんの話も聞きました。

それぞれの思いの中で、それぞれが正しく、それぞれが真実であると思います。

ひとつ、誤解をしないでいただきたいのは、「しがらみ」は、お父さんの場合もありますが、それ以外の両親やご親族や、別の要素の場合もあります。

よって、決して、「お父さんのみ」が悪者だという感覚で見て欲しくないということです。

このブログを通じて、「お父さんのみが悪い」と思われたなら、僕の責任であると感じ、申し訳なく思っています。

現地の復興や整理で頑張っているお父さんも沢山いるので、そのことも忘れないで頂ければ幸いです。

沖縄には、すでにお父さんも一緒に避難してきている家庭もありますし、お父さんが被災地に残り、仕事を続けながら、お母さんと子供を沖縄に避難させているお父さんもいます。

つなぐ光では、お父さんも含めた「一家」で避難できるのがベストだと思っています。

その上で、お父さんが男としての勇気を現地で使っているままで、例えばお母さんと話しあいのうえ、家族を安全な場所に避難させることも、ひとつの選択肢であると思っています。

まだまだ力足らずですが、そして、どこかで誤解も生じたら申し訳なくも思うのですが、とにかく、自分たちができることで、一人でも多くの妊婦さんや子育て家族が安全な場所に避難できることを心底願っております。

どうぞよろしくお願いいたします。

ありがとうございます。

文責:中川角司
携帯:090-6146-5054

  

Posted by 一般社団法人「つなぐ光」 at 16:03Comments(0)つたえたいこと