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2011年12月03日

●沖縄県の支援。千葉栃木は終了。福島宮城岩手は終了近いかも?

●沖縄県の支援。千葉栃木は終了。福島宮城岩手は終了近いかも?

さて、沖縄県は東日本大震災に対する支援策として、被災地で半壊以上の罹災証明を持つ方などに対して、「往復無料の飛行機代支援」と「2年間ほぼ家賃無料の住宅支援」を行ってくれています。

本当にこれは「手厚い支援」であると思いますし、我々のような民間団体がどんなに頑張っても追いつけません。

支援の違いは明白で、沖縄県が巨大な豪華客船で多くの方を乗せてくれているとするなら、我々は、豪華客船の周りで「乗船券がなくて困っている方」を、小さな救命イカダに乗せているようなものです。

唐突ですが、ブログをご覧くださっている皆様にお伺いいたします。

この沖縄県の手厚い支援策と、福島第一原発の放射能不安は、「関係あるでしょうか?関係ないでしょうか?」。

支援の背景として、沖縄県は、被災県からの「仮設住宅建設が間にあってないので沖縄の空き家を被災者の仮設住宅として利用させて欲しい」という要請に基づいて、住宅支援を決めたわけです。

よって、被災県から沖縄県に対して「仮設住宅はもう間に合いました」という連絡があるなら、沖縄県が住宅支援をする理由は無くなります。

つまり、沖縄県が行っている「飛行機+住宅」の支援は、放射能不安とは関係が無いのです。

この背景は、9月13日にもブログで書いています。

 ◇沖縄への移住を考えているなら早めの行動がいいかも?
  http://mothership2012.ti-da.net/e3573981.html

沖縄県は、この「飛行機+住宅」について、かなり前に栃木県の避難者に対して、支援を打ち切りました。

そして、10月末には、千葉県の避難者に対して、支援を打ち切りました。

それから、11月末には、茨城県の避難者に対して、支援を打ち切りました。

現段階で沖縄県が「手厚く」支援する残りの対象は、「福島・宮城・岩手」の3県のみとなりました。

なお、打ち切ったというのは、受付業務が終わったということです。

よって、ラッキーにも既に受付が済んでいる方の無料住宅は2013年まで保障されていますし、2年以内に被災県に戻るなら、帰りの航空券も家族全員分が無料です。

また、このような「いつで受付業務が終わった」とかは、沖縄県のホームページでは一切公表されていませんし、今後「いつ受付業務が終わる」などの「予告」も一切行われません。

各県からの「支援要請が解除される」ことによって沖縄県の受付が終わっているだけなのですが、あまりにも突然に終わってしまうので、検討中の方がいたら困惑するかも知れませんね。

ここからが本題です。

前出のブログは、「仮設住宅が10月で完成したら沖縄の支援が終わるのではないか」という予測で書いたわけです。

しかし、完成は遅れ、福島県と宮城県の仮設住宅は、それぞれ11月に完成したそうです。

 ◇宮城県の仮設住宅全て完成 2万2千戸、岩手に続き
  http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/111104/dst11110412110010-n1.htm

 ◇福島県 応急仮設住宅等の入居募集状況、問い合わせ先一覧
  http://www.pref.fukushima.jp/kenchiku/04topix/kasetsubosyuuitirann.pdf

仮設住宅の完成をうけて、被災県から沖縄県に対して「仮設住宅は間に合ったので住宅支援は終わって下さい」という連絡があったかどうかは、沖縄県に電話をかけても教えてくれませんし、いつまで支援が継続されるのかを知るよしもありません。

ですが、緊急支援は、状況が改善されたら、やがてどこかで終わる日が確実に来ます。

本来の目的から流れを読むなら、「そろそろ終わりかな?」という気配があり、例えば明日、福島・宮城・岩手の3県の方への受付業務が終わってもおかしくないだろうと思います。

数日前には、あらためて、福島原発がメルトダウンしてメルトスルーして、あと数十センチほどでメルトアウトに至りそうな情報が報道されました。

放射能の不安増大に対して、沖縄の住宅支援が継続してくれたら嬉しいですが、再度申し上げますと、放射能不安と沖縄県の住宅支援は関連がありません。

沖縄県が準備する2年間の住宅支援は、本来は、現地の仮設住宅が足りない対応策としてあります。

ですが、沖縄に避難されてくる方は、放射能の不安で来る方が多く、その結果として、「沖縄県の支援はありがたい」とおっしゃってくださいます。

よって、このブログで何を申し上げたかったかというと、特に福島県のお母さんで、この好条件の住宅を使っての避難を検討されているなら、申込みは「いよいよ急いだ方が良さそうですよ」ということです。

ただし、これはあくまで「勝手な推測」ですので、沖縄県に問い合わせをしても答えはもらえない筈ですが、移住を考えている方は、そんな部分も少し頭の隅に入れておいてくださると幸いです。

何かを反対したいわけでもありませんし、何かを煽りたてたいわけでもありません。

このブログがお役に立つことを願います。

ありがとうございます。

事務局 中川



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Posted by 一般社団法人「つなぐ光」 at 21:03│Comments(2)つたえたいこと
この記事へのコメント
今晩は。

沖縄県が行っている支援の件についてです。
元々は避難者支援を自治体が一時的に肩代わりをし、後から被災地県を通じて国に請求するもののようです。
つまり、国民の税金が投入される事になっているのです。

福島県においては、佐藤知事が今月中を持って、支援要請の打ち切りを届出ているようです。

この件についてはどのメディアも取り上げていないようで、唯一、東京新聞だけに掲載されているようです。
よろしければ、『アーバンプレッパー』と検索されて詳しい情報をご覧頂ければと思います。
Posted by ともとも at 2011年12月04日 00:33
ともともさま、コメントありがとうございます。
その通りですね。
ありがとうございます。
Posted by つなぐ光つなぐ光 at 2011年12月04日 01:01
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